わたしはひたすらつむぎつづける
なきそうなにぎりこぶしのなかで
ちかにさくほうせきのようなひまわりを







地下に咲く宝石のようなひまわりの話   一夜の眠り







あなたがあたしのことをひとつずつわかったよというたびに
あたしはふかいちかしつのかいだんをいちだんずつおりていくんだよ。

どらむ(1)べーす(1)ぎたー(1)こえ(1)
それだけでできたうるさいろっくを、だいおんりょうのへっどふぉんできくのは、
むだだとかんじるざつおんがあまりにおおすぎるからで
せかいをむおんにしてからきりはなすためなんだっていうこととか。

くだらないわだいとつくりえがおでこうせいされたばかどものしゅうだんのなかに
くだらないわだいとつくりえがおをせいいっぱいまとってまいにちかようのは
ていこうをしたってにたようなもののあふれるせかいにのみこまれてしまうことと
そのほうがどろのみちのいぶつがとりのぞけるということがわかっているからだっていうこととか。

それはつまりまいにちかわすことばというものが、
たいていはおもってもいないうそだということとか。

そしてそれはつまりひとつのことにかんじるあいじょうだけは、
ひきはがされないようにたもちたいというなみだをみせないにぎりこぶしだということとか。

そしてそれはつまり
ただえいえんのそんざいりゆうをかくていしたいだけなのだということとか。


しあわせをつかんだら
なくすのがこわいから
もうあたたかいものをさがさないってきめたのに
もうひかりをみつけようとしないってきめたのに
もうつかまないってきめたのにさ
それでうまくやってくってきめたのにさ
なのにきみのえがおはひきょうだ
なのにそんなしあわせひきょうだよ
そうたとえば たとえばさ
きみのてをつかんだらはなれるときがこわかったりさ
「おやすみ」っていってめをとじたところをみるときとかさ
たとえば たとえばさ
しあわせをつかんだら
なくすのが とてもこわいのにさ。
ああでももしかしたらそれは、
こわいから、すごくしあわせで、いとしさにつつまれたやわらかいいたみをもっているのかもしれないなあ。


だけどたとえば、あたまにうかぶこのことばのなかで、
かちがあるものはどれくらいかときかれたとき、
ぜんぶだとじしんをもっていえないふがいなさにとげがきっとささるから、
それをおそれて、
だれもさわれないくろいらくえんをまもろうとしてんだっていうていたらくだから、
やっぱりこのことばのなかで、かちのあるものはひとつもないのだろう。

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